私は小学校の教師です。今、小学校一年生のクラスを持っています。
私は中学生の時から子供が好きでした。たぶん小さいいとことよく遊んでいたからだと思います。ですから、高校生の時、小学校の先生になることに決めました。入学試験は難しかったですが、行きたい大学に入学することができました。大学を卒業してすぐ教師になりました。今、小学校の先生になって、七年目です。もう慣れましたが、毎日大変で休む時間があまりありません。
クラスに生徒は30人います。私は名前と顔を覚えることが得意ですから、生徒をすぐみんな覚えることができます。小学校の教師は全部の科目を教えなければいけません。毎日勉強をして、面白い授業の仕方を考えます。算数が苦手な子供が多いですから、算数について特に色々考えます。
授業も大変ですが、他に大変なことが色々あります。小学校一年生は、去年幼稚園にいた小さい子供ですから、よく喧嘩したり泣いたりします。時々悪いことをする子供もいますから、教えなければいけません。それも教師の大切な仕事です。私はあまり子供を叱りたくないですが、仕方がありませんから、子供を叱ります。泣く子供もいます。子供が泣く顔を見ると、本当に悲しくなりますが、必要なことだ、と自分に言って、叱ります。その時がいちばん大変な時です。
でも、子供が少しずつ大人になることがわかるとき、とても嬉しいです。そして、子供から 「ありがとう」と言ってもらった時、小学校の先生でよかった、と思います。去年、初めて、六年生の子供を持ちました。卒業式の日、生徒が私に、「ありがとう」と言って、きれいな花をプレゼントしてくれました。歌を歌ってくれた子供もいました。涙が出ました。たぶん、生徒よりたくさん泣いたと思います。
小学校の教師の仕事は大変なことも多いですが、とてもいい仕事です。私が生徒に教えてあげることより、生徒に教えてもらうことの方がずっと多いと思います。ずっとこの仕事を続けて、大人になった教え子たちに会うことが私の楽しみです。